皆さんはブロッコリーどんな料理に使われますか ?
茹でてマヨネーズ?
イタリアでブロッコリーの起源を調べてみると。。。
古代ローマ時代より前に住んでいたエトルリア人たちも大好物だったようです。
エトルリア人は紀元前8世紀から紀元前1世紀ごろにイタリア半島中部に都市国家群を作って独自の文化を持って都市国家ローマの建築技術の基盤となったとされ、王政ローマ時代3人の王はエトルリア人です。
以前こちら⬇︎でもちょっとご紹介
例えば、第5代王の名前がルーチウス・タルクイニウス・プリスクスの名前からも伺えます。
ローマから北東へ地中海沿岸を車で約1時間半(約100km強)北上した街タルクイーニアに行くと2004年にユネスコ世界遺産に登録された「チェルヴェートリとタルクイーニアのネクローポリ(エトルリア墓地遺跡群)」で紀元前5世紀ごろの墓地内に描かれた鮮やかなフレスコを見ることができます。
このエトルリア人たちはブロッコリーを栽培して、ギリシャやフェニキアへ船で輸出していたと。
その後ローマ帝国総督プリーニオ(大プリニウス: 起源23~79年)が著した「博物誌」にも登場するほど昔からイタリア人を魅了していた野菜。
世界最古と呼ばれるレシピ集「デ レ クリナーリエ」にも調理法が載っており、当時はブロッコリーに玉ねぎとスパイスにワインとオリーブオイルで軽くボイルしたり、ハーブやワインを使ったクリーミーなソースと共に「生」で食べたそうです。生で食べる方が当時はアルコールの分解に役立ち悪酔しない。と。
世界的によく知られるようになったのは、1533年フランス王アンリ2世に嫁いだカテリーナ ディ メディチが調理方法などを紹介しフランス宮廷料理に・・・その後イギリスでは1724年の「イタリアのアスパラガス」としてポピュラーなったらしいですよ。そして1922年シチリア島メッシーナからの移民がカリフォルニア州サンホセで栽培するようになって・・・
イタリア人の間では、抗酸化作用による体内細胞の酸化による「老化」に役立つと人気の食材。
我々が「ブロッコリー」と呼んでるあの野菜イタリアでは「カラブレーゼ」=「カラブリアのキャベツ」とも呼ばれるんです。アブラナ科のアブラナ属なのになぜ ? 未だ未解決案件です。
そう言えば、先日の
でご紹介したカリフラワーも「キャベツの花」。。。丸くってゴロッとしてるからですかね。
イタリアでは付け合わせだけでなくパスタや前菜に使ってます。
もし良かったらレシピを参考になさってください。こちら⬇︎を覗いてみてください。
寒さが戻るとちょっと引き締まった文面になりましたね(^^)/
・・・そんなことね〜か(^^;)
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