故人の残した財産。。。
いろんな形で後世の人々を喜ばせることが多いですよね。(債務証書は別として)
イタリアで今、専門分野では大騒ぎになっている出来事が。
今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
皆さんは「Opera = オペラ」というと何を想像されますか ?
ノルウエーのソフトウエア開発会社 !
と思われた方もいらっしゃるかと思いますが。。。
13世紀の中世に当時「工場=Overa」があったミラノ近郊の村オペラと考えた方・・・あなたは特別絶滅危惧種でしょう。
音楽業界で(^^;)す。
オペラは、「音楽とバレーと歌」を一度に楽しめる娯楽として現代知られていますが、16世紀ごろに流行り始め17世紀ごろまでフィレンツェの知識人たちの間で、「カメラータ」(Camerata de’ Bardi : カメラータ デ バルディ)としてデ バルディ伯爵の邸宅で音楽サークルのように始まったと。。。
18世紀の「ドン・ジョバンニ」や「フィガロの結婚」などモーツアルトのおかげもあって、19世紀になるとイタリアではロッシーニ・ベッリーニ・ドニゼッティなどなど輩出。
19世紀のオペラの花形としてご存知の方も多いかと思いますが「リゴレット」・「トラヴィアータ」・「アイーダ」・「オテッロ(オセロ)」のジュゼッペ ヴェルディが登場いたします。(その後やオペラ諸々はまたの機会に・・・)
2013年8月に「オペラ」は無形文化遺産としてユネスコに登録されてるんですって。
なんと驚くことに、2015年に「国立ヴェルディ研究院」に保管されていた大型の木製ボックスを調査したところ、未発表のオペラが存在していることに気づき、2018年末まで識別調査。
ヴェルディが書いたオペラの未公開作品5434ページとヴェルディアーニ(ヴェルディの作品を研究する人たち)により1月18日に告知。
中にはトラヴィアータ・リゴレット・アイーダ・ドン カルロスなどの作品の現代版とは違ったオリジナルと思われるものや様々なヴァリエーションが見つかったそうです。
1月29日「国立ヴェルディ研究院」(=Istituto Nazionale di Studi Verdiani)から正式に発表されるそうです。
文化遺産・・・
国にとっても業界にとってもとんでもない財産を残す人もいらっしゃいますね(^^;)
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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