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みんなのおかげで !!! 。。。食文化専門に30数年間イタリア在住したEnogastronomoが書いてます。お役に立てれば。

旅行中の泥棒対策 泥棒大国イタリア  (11-5-1)

「泥棒大国イタリア」の現状「自転車泥棒」や「車泥棒」や「空き巣」をご紹介、多くの皆さまにご興味頂き誠にありがとうございました。

 

今日は旅行中の泥棒対策です。

 

お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

   

 

イタリアでは日々泥棒の「プロ」と「アマチュア」が技を競い合い切磋琢磨しているかご理解いただけますでしょうか。

 

日本ドットコムの2014年7月29日の記事によると

強盗や恐喝、窃盗など在来型10犯罪の被害者率を見ると、日本の犯罪率は2005年時点で9・9%と、OECD加盟国の中ではスペインに次いで2番目に低かった。うち凶悪犯罪(殺人・強盗・強姦・暴行)の発生率は、いずれもOECD諸国中で最下位だった。日本の犯罪率は1990年に8・5%だったが、2000年には11・9%に増加したものの、2005年には再び9・9%に減少している。

窃盗の大半を占める自転車泥棒など軽微な犯罪についても、日本は世界で最も取り締まりが厳しいとされ、国内で発表される『犯罪白書』などの年次統計を見ても、近年は犯罪数そのものが減少傾向にある。こうした統計から判断すると、日本は「世界で最も安全な国の一つ」に属していると言える。ただし、犯罪率が最低水準でも「治安への不安」を感じる人はなお多い。

 

なんと日経新聞1月18日の記事によると「日本の犯罪刑法犯の検挙率は35.7%殺人強盗など重要犯罪は80.3」なんだそうです。

 

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 居住経験者にとっては、どうもこのグラフはしっくりきませんが。。。

日々の生活や出先での会話から聞く被害からはアイルランドの遠い下にダントツでフランス・スペイン・ギリシャ・イタリアが位置すると思うんですが。。。(データも犯罪被害にあったのか)

 

   

 

日本の「収入の高い人に長財布所有者が多い」とか「お金を大切に考える習慣の表れとしてお札を曲げない」など信仰宗教化された長財布信仰は、イタリアにはありません。特に男性には「全く」。知りあい・仕事関連及び支払現場でヒョイと見かけた範囲で。

 

また「信じるものは救われる。」ハズ派なので、信仰者様にはそれぞれご自由にと思っております。

 

お尻のポケットから2/3以上出てブランドを見せびらかす行為は皆無。(旅行中の日本からの学生以外)

「捕るものはコレ!」の明確なサインでしかありません。

 

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通常男性はブランド品でない普通の「二つ折財布」に現金50ユーロ前後(約7,000円)のお札と小銭はそのままポケットに。。。あまり大金を持ち歩かずカード決済(分割払いのシステムないです)。

お目にかかる機会のあった本物の大金持ちの方々は、往往にして何十年も使ったと思われるボロボロをお使いの方も多かったです。大切な方から貰った愛着のあるものなのかな〜 とボンヤリ。 

厚みができる「二つ折財布」を持ち歩くのを嫌う人も多く、カードと免許証や身分証明書は薄いカードホルダに入れポケットへ、現金はそのままポケットという方も結構。

 

マスゴミや販売会社の垂れ流す強制購買を煽る商法やお札教の信仰宗教の誘い文句(乗るも乗らぬも自由)がない社会では、個々が日常生活における身の安全に比重を置く結果かもしれません。

 

っということで旅行中の防犯は次回。。。(申し訳ありません)

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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参考資料

日本経済新聞(1月18日)

国際比較で見た「日本の安全」