人を評する時に直接的ではなく、間接的に表現する習慣のあるイタリア。
以前「野菜で人を表現」・「動物で人を表す:ウサギ」を紹介いたしました。
今日は「動物で人を表す」バージョン第2弾です。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
「チキン」と言えば、チキンハートなどが一般的かと思います。
イタリア語ではどんな風に使うと思われますか ?
。。。ご想像通り良い方に使うはずは(^^;)
まずは Pollo (=ポッロ:雄鶏)
- Sei un pollo ! セイ ウン ポッロ ! = お前はチキンだ!
アホ・バカ・騙されやすい奴とか足りない奴。と使われます。
- Spennato come un pollo. スペンナート コメ ウン ポッロ
= チキンの様に毛をむしられた。
(毛をむしられ丸裸になったことを指して)大金を取られた。
・Sono come i polli di mercati. ソーノ コメ イ ポッリ ディ メルカーティ
= 市場のチキンの様だ。
(市場で売られるチキンの質が劣ることから)人や物がグチャ
グチャしてて価値が無かったり、役に立たない。
なんか虐げられてかわいそうじゃないですかオスって ???
さて Gallina ( =ガッリーナ:雌鶏)
こちらは、面と向かって言うのはどれも度胸がいります(が内心で。。。)。
- è la gallina nera ! エ ラ ガッリーナ ネーラ ! =(彼女は)黒雌鶏だ !
常に遅れてくる女性。ギリギリまで事をしない女性。
- La gallina vecchia fa buon brodo.
ガッリーナ ヴェッキア ファ ブオン ブロード
= 歳とった雌鶏は良いダシが出る。
ご年配の女性は経験豊富で信頼に値する。
と肯定的に使うケースと。。。 (肯定ですよ!)
ク◉ババアは肉(頭)が固くて出汁っきゃでねえ。(=役立たず)
思う自由に。。。堂々と夜道も歩けますッ!(相手は鶏目だ!)
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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