イタリア人は喜怒哀楽がハッキリして、分かりやすい人種。
そして何よりも人をニッコリさせるのに長けている。
想像力の豊かさに、時には大笑いし時には首を傾げること多々...
「野菜で人を表現」・「動物で人を表す:ウサギ」「老雌鶏は?」「嫁さん探しと牛」「頑張れと狼」などご紹介いたしました。
今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
当初現地でイタリア語を勉強するのに、お世話になるのはTV。
日本の漫画やアメリカ映画やドラマの吹き替えが分かりやすくありがたい。
単純な刑事ものなんかは特に
犯罪+解明+逮捕・・・のストーリーが単純で想像しやすいのでお世話に。。。
ところが時にストーリーより不可思議な言葉が会話に登場し、全く違う謎が深まり。。。
単純なパターンで、
尋問室で刑事がテーブルを「バンッ!」と叩いて、日本語なら一言
「吐け !」 のシーン。
イタリア語になると、
Sputa il rospo !
スプータ イル ロスポ !
スプータは「〜を吐け!」で、イルは冠詞で ロスポが目的語。
「(ロスポ)を吐け!」と言ったんだ。。。(フムフム)
(罪・手口・武器・仲間。。。 唾? ゲロ??)
辞書を引くまでの1〜2分、足しないPC(脳みそ)をフル回転させて出てくる言葉はいろいろ。。。
パラパラパラ(あったぞっ!)
Rospo (ロスポ) : カエル(蛙)
??? へっ ???
「カエルを吐け!」
??? ( キモッ !
そんなシーンは見てないぞ ?
カエルが原因の殺人事件 ??
・・・そんなもん飲み込んだ ???)
ストーリーとは関係ないいろんな映像で古PC内に映し出されヒートアップ。。。
面白い言い回しだと思われませんか ? (出てきたらどうする?!)
イタリア人と食事に行って、ワインを飲まずに水だけ飲むと。。。
「お腹にカエルでも飼ってるのか?」 と小馬鹿にされます(^^;)
また別のマフィア映画で、
余り力のない親分が子分に向かって、
Ingoia un rospo !
インゴーイア ウン ロスポ !
直訳 : 1匹のカエルを飲み込め !
???
罰ゲーム・パワハラ ・・・ 生食カエル ご馳走?
また謎が謎を呼んで、古PCには栄養剤のワインが必要に。。。
なんと「苦しく厳しい状況でも、耐えろ!」と言う意味でした。
(まあ ヒジョーに耐え難いでしょうね。。。)
時々、TVニュースで取り上げられる南部イタリアの現実。。。
「両手両足を背中側で縛られ、口に生の魚を咥えさせられ殺された。」事件。。。
実はコレ、組織が裏切り者を見せしめに処刑する方法。
恐いですね〜。。。カエルも魚も。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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