イタリア人は喜怒哀楽はハッキリ、分かりやすい人種。
そして何よりも人をニッコリさせるのに長けている。
想像力の豊かさに、時には大笑いし時には首を傾げること多々
今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
「野菜で人を表現」・「動物で人を表す:ウサギ」「老雌鶏は?」「嫁さん探しと牛」「頑張れと狼」「カエルを飲み込む・吐く」「馬の口を覗くな」「猫にトリッパ」など様々なイタリア語の面白い表現をご紹介いたしました。
今日は「犬」編です。
Essere come cane e gatto
エッセレ コーメ カーネ エ ガット
= 犬と猫のような関係である
→ ずーっと仲たがいする関係・相容れない関係を指す
まあ想像通りのパターンかもしれませんね。
Da cani
ダカーニ
= 犬のよう
→ 最悪・ブラック企業で働いている様子
餌をもらって寒い日には洋服まで着せてもらってエステや美容院に行く幸せな日本の犬とは違ったんでしょうね。昔のイタリアの犬は酷使されていたのかもしれません。
Essere un cane
エッセレ ウン カーネ
=1匹の(野良)犬のようである
→下劣な・無礼な・残酷なやつ。
やっぱりペットではなく、野良系の表現ですよね。
Freddo cane
フレッド カーネ
=冷たい犬
→信じられないほどの極寒。
普通の寒さではへっちゃらに飛び跳ねる犬さえも嫌がるほどの寒さ。
Povero cane
ポーヴェロ カーネ
=かわいそうな犬
→頑張ってるのに虐げられてる状況の人
他の動物に比べてイタリアの「犬」はストレートに悲しくなるほどネガティブな表現で寂しくなってきちゃいますね。
そうそう夏のバカンスに連れて行けなくて高速道路で放し飼いにする馬鹿者もイタリアにはいるんです。CMで「犬を捨てるのは動物以下」と流れるぐらい。。。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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