イタリア人は喜怒哀楽がハッキリして、分かりやすい人種。
そして何よりも人をニッコリさせるのに長けている。
想像力の豊かさに、時には大笑いし時には首を傾げること多々、「野菜で人を表現」・「動物で人を表す:ウサギ」「老雌鶏は?」「嫁さん探しと牛」「頑張れと狼」「カエルを吐いたり、飲み込んだり」などご紹介いたしました。
今日は色で表現するパターンです。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
日本でも「腹黒い」とか「白黒ハッキリさせる」とか色で表現する言葉ありますよね。
イタリアでは、国際大会に出るスポーツ選手たちを「アズッリ」(Azzurri=ブルー)と呼び、国旗を「トリコローレ」(Tricolore=3色(旗))と色で表現します。
2色を一度に使うと、大方はサッカーチームを表すことになりやすいです。
例えば、
「白黒」= ビアンコ・ネーロ(Bianco Nero)は、トリノに本拠地を置くサッカーチーム「ユベントス」(Juventus)を指すのが一般的です。今季からはかのクリステイアーノ・ロナウドが参入した常勝軍団です。が、アンチも多く「ユニフォームは縦縞じゃなくて横縞だろう」とか。。。
「赤黒」= ロッソ・ネーロ(Rosso Nero)は、ミラノの「ACミラン」を。
「黒青」=ネーロ・アズッロ(Nero Azzurro)は同じミラノに本拠地を置くフットボールクラブ「インテル」を指し、優勝できずに弱すぎる暗黒時代が長かったせいで、国を代表する色より「黒」に近いと揶揄されることが多いチーム。
単色になると。。。
色によって色々違いがあります。まずは、白と黒。
Passare la notte in bianco
(パッサーレ ラ ノッテ イン ビアンコ)
直訳 : 白夜を過ごす
= 全く眠れない夜を過ごす ことを指します。
Dare un assegno in bianco
(ダーレ ウン アッセーニョ イン ビアンコ)
直訳 : 真っ白な小切手を与える。
= 無制限にお金を使えるようにする。
日本ならブラックカードですね。羨ましい限りですが。。。
Sono in nero !
(ソーノ イン ネーロ)
直訳 : 私は真っ黒だ !
= (私は)激怒中 !!!
君子じゃないからこそ、こういう時は近寄らないのが身のためですよね。。。(^^;)
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
↓↓↓ もしよかったこちらも覗いてみて下さい ↓↓↓