自分は何者か ?
自分をどうやって創っていくのか。。。
子供の頃の身近な家族だったり親類だったり、はたまたアイドルだったり。。。学生時代や社会人になってから出会った人、過去の偉人や読んだ本の登場人物などなど。。。
いろんな局面で「こんな感じの人になりたい」と目標になる人が登場した経験ありませんか。今日は個人的にお世話になった方々「人」についてです。
お付き合いのほどよろしくお願い致します。
海外に出ると変な強迫観念(?=自他が敷くレールからの脱線恐怖)・不要な情報(その年頃には。。。)の嵐から解放され、自由に考える時間が増え、青い空・碧い海を見ることも増えます。(この程度の色表現じゃ許してもらえないだろうなあ。)
出会う人のタイプや考え方の幅も多種多様。。。
そんな中で、「こんな感じの人になりたい」と自分形成の参考になる方々と出会えることが(逆のケースが多いのも現実)。。。
前回ホテル学校時代の「イタリア語」の鬼瓦先生について書いてからはや1ヶ月。。。(時の流れの早いこと)
その後社会人になってから、多種多様な奇人変人に遭遇。
また予定の倍以上の人数に膨らむ「ご飯会」で、デザート頃に誰かがトイレに立ち上がると「席替え」スタートし、食事時間の倍ぐらいの時間いろんな人と喋り笑えます。
もちろん印象がお互いに良くなると電話番号を交換するのはどこでも。。。
同世代ばかりとは限らず一回り以上(以下)とも。。。
そしてまたご飯会。。。になることが。。。
お仲間に入れていただけると、ご飯にお呼ばれしたり開催したり週末だけでなく週中夜も忙しいことに。。。
従兄弟のようにお付き合いくださったイタリア人叔母さんからいつものように
「ご飯に呼ばれてるから、あなたもおいでよ。」と。
いつも通りなんの躊躇も質問もしないまま「グラッツェ 〜 !」と待ち合わせ場所へ。
わかりやすい待ち合わせ場所=高級ブテイックの立ち並ぶモンテナポレオーネ通りの入り口に行くと、ご主人はいらっしゃらず お一人。。。
ということは「全知全能の神様」をエスコートする大役「ナイト」。。。
(精神的にすり減る食事会と察知も時すでに遅し。。。)
お邪魔するお宅は30秒とかからぬ建物、中心街中の中心にお住まい ?!
エレベーターの中で、
「どなたのお宅ですか?」
「幼馴染。主人が変に思うと嫌だから主人に許可を得てあなたに来てもらったの」と。 (男として。。。喜ぶべきか悲しむべきかは別として。ふ〜んそうなんだ。)
お宅の扉が開いた瞬間にモヤモヤが吹っ飛ぶ出来事に。
叔母さんとこの方が幼馴染?!?!?!?!?! とマジマジと叔母さんの顔を見返した時の
「そうよ! なんか文句あるっ!!!」
とニヤつきながらギラッと睨まれた視線は今でも忘れません。
見開いた目・開きっぱなしの口・右手右足が同時に出る挙動不審に背中を流れる大量の汗。。。
手料理をご馳走になりデザートを頂く頃にやっと融け始めた緊張も、その後深夜2時過ぎまで伺ったいろんな異次元の話題で面構えは入室時状態に逆戻り。
その話題の一つが昨日の「リビアに空爆をチクった」話。
イタリアにいる限り人は見た目で判断してはいけない。と どんなお呼ばれも絶対参加しよう。と心に決め、
帰り道に叔母さんに大感謝を伝えたところ、
「あんたね。何よあの顔 !
でも主人が、あんたなら「ナイト」頼んで行って来てもいい。と許可した理由がわかったわ。」と。 (こっちは珍事の整理で頭いっぱい。なんのことやらさっぱり???)
これ以後どんなご飯会も皆勤でしたが、これほど衝撃的な夜はありません。。。(今のところ)
。。。どなたか ?
故クラクシ首相の旧社会党メインブレインと言われ、2回大臣を歴任されミラノ市長後某大手銀行の相談役や博物館館長など華々しい経歴をお持ちの元大物政治家さんです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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