世界中どこに行ってもやっぱり「ナンバー ワン!」って魅力的 ?!
。。。幼稚園の徒競走に始まって〜小学校からはクラスで1番〜スポーツで一番〜チーズ転がしコンテスト〜奥さん運びレース〜赤ちゃん泣きコンテスト〜変顔コンテスト〜ギネスブックに載る世界ナンバーワン・・・色んなナンバーワンがありますよね。
イタリア食業界でも、美味しいピッツァ国際コンテスト(2回ほど審査員を経験)・ピッツァ早広げコンテスト・ピッツァアクロバテイックコンテスト(なぜかダンス)などちょっと変わったコンテストでナンバーワンを競ってますが。。。
へ〜〜〜っと思ったワールドチャンピオンシップが3月17日に行われます。
「 第7回 ペースト ジェノベーゼ ワールドチャンピオンシップ 」
正確には “Il Campionato Mondiale di Pesto Genovese al Mortaio®️”との名称で、過去2年間の予選を勝ち抜いた世界各国100名(リグーリア州出身者50名・他州25名・外国人25名)のツワモノが競うようです。(審査員は国内外のジャーナリスト・シェフ・専門家の30名)
午前中に予選が行われ10人に絞られ、午後の決勝でチャンピオン決定。
「一番遠くからの参加者」と言う特別賞や子供部門もあって和気あいあいな様子。
ジェノバ風ペーストの普及の一環として行われ、昼食はこのソースのパスタ、夕方はバジリコ味のジェラート(?!)が振る舞われるそうです。ユネスコ無形文化財登録を目指し12日から18日は、署名活動や啓蒙活動がリグーリア州全域のレストランで行われるとのこと。
ペーストのメイン材料「バジリコ」は熱に弱く香りや色が簡単に失われるため、
大理石の乳鉢( ↑ )で擦り潰します。他に粗塩・松の実・ニンニクそれぞれの分量とすり潰し具合が重要で、おろしパルメザンチーズ・Fiore Sardo(サルデーニャ島のチーズ)・リグーリア州のエキストラバージンオリーブオイルの量と絶妙な合わせ具合やタイミングがポイント。
。。。ところで、ご家庭ではどなたがナンバーワン ?
ご主人 あなたですか ?!
。。。いやいや奥様でしょ〜〜
(。。。人生はまだ長いはず、譲りましょ・・・ ワンじゃない方が気が楽です。。。)
次回はこのソースの歴史や作り方・使い方などご紹介したいと思います。
来年のコンテスト目指して作ってみませんか ???
- 2 - へ続く(予定)
Campionato mondiale di pesto al mortaio