みなさま 熱中症対策大丈夫でしょうか。。。
この天気では気がつかないうちに軽度の熱中症にはなってしまいますよね。
くれぐれも水分補給と涼しい場所で睡眠を十分確保しましょ〜
雨乞いダンスで程々の雨を。。。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
今日は誕生日の祝い方です。
子供の頃、プレゼントとケーキでお祝いしてもらう嬉しい1日だったんじゃないでしょうか。大人になって。。。皆さんはどんな風にお祝いしてもらってますか?
いつもながらイタリアで語られている歴史を紐解くと。。。
古くは古代エジプトでファラオが自分の誕生日のために豪華絢爛な饗宴で祝ったことから始まったと言われてます。スイーツを振る舞う習慣も。エジプト文明やメソポタミア文明では誕生日を明確にして星占いする習慣があった様です。古代ギリシャ・古代ローマ・古代ペルシャでは神様・王様・貴族の誕生日を祝い、古代ギリシャで月の女神アルテミスに献上する円形のスイーツと満月の様に輝く様にキャンドル添える習慣が始まったと。
古代ローマでは他にも、各皇帝の誕生日・ローマの誕生(4月21日)・不変の太陽の誕生(12月25日Sol Invictus:272年アウレリアヌス皇帝が始めた太陽神信仰)など多神教は誕生を祝ってた。初期のキリスト教徒たちは多神教の習慣として捉え祝わなかったとされ、16世紀まで自分の誕生日を知らない人の方が多かったと。
現代我々が知っている誕生日の祝い方、歌やお祝いの言葉やケーキやロウソクやプレゼントなどは、戯曲「ファウスト」で有名なゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)の50歳の誕生日を1802年が始まりとも言われてます。
。。。そしてあのみんなで歌う「Happy birthday to You」は1893年ケンタッキーの小学校の先生Mildred & Patty Hill姉妹の作詞作曲で登校する生徒へ歌った曲「Goodmoning to all」の替え歌で、少なくとも2016年12月まで音楽著作権で保護され、毎年平均200万ドルの著作権料を得ていたと。。。
イタリアで経験した祝い方。。。
ホテル学校に入学し半月、朝クラスのほぼ半分ぐらいの笑顔の学生からそれぞれ20回近く両耳たぶを下に引っ張られ半泣きになってる奴を発見。
いじめか ? と思いニコついてる奴に近づいたところ、
「イタリアでは誕生日を祝う習慣として、年齢分の回数両耳たぶを引っ張るんだ。お前はいつだ ?」
@@;「2月29日!」
「そっか〜 残念だなあ。」
・・・日頃の授業で役に立ったことのない脳みそも突然回転数が上り絶妙な防衛能力があったことを心内で褒めた次第。
古くからの言い伝えによると、
記憶力は耳周辺で蓄積されると信じられ、過ぎ去った時を思い出すためにという説。他には、年配は通常思慮深く(?)耳たぶも長く伸びてることから、子供に大人の思慮分別と決断力を期待し行ったと。
その割に大人のイタリア人に一番かけているもの、この様に教育されているんですが。。。結果が伴ってないとの自覚は。。。卵が先か鶏が先か。
その後、いつもの悪童どもにカマをかけられ、2重の苦しみを知ることに。
耳たぶはを引っ張られる回数が多くなった現実と奴らのバカ力が最初の苦しみ。
2つ目は、誕生日に会う友達にワンドリンクご馳走する習慣。。。
悪童どものおかげで誕生日の晩だってのに一晩で60杯プレゼントさせて頂ける年があったり、十人ほどを日本食屋さんに招待させていただけたり、ディスコ貸切でサプライズ誕生会も、帰りがけに領収書を渡されたり。。。
以前にも話題にしましたが耳はいろんな使われ方をするんです。。。
。。。あの誕生日に願い事をしてキャンドルを吹き消す習慣は、古代ギリシャ時代に悪霊払いの意味と願いが煙に乗って神様に届くとされたそうです。
・・・近々にお誕生日のある方、お願いの最後に「ちょっと涼しさ」を足してお願いしていただけますでしょうか。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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参考資料