イタリアのトマトについて「ポモドーリ1」「ポモドーリ2」「ポモドーリ3」でチョイ歴史や生産地とトマトの種類や収穫方法について触れましたが、お楽しみいただけておりますでしょうか。
「なかなか先に進まん! さっさと教えろ!!!」
ですよね〜
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
さて、プーリア地方から半島を跨いで遠路遥々大型トラックから落ちずにたどり着いた長ポモドーリは、
1 先ず(規模にもよりますが)50mぐらいのプールに浸かり泥や汚れを落とし、
2 緑色や成熟度の思わしく無いものが取り除かれ、
3 高圧蒸気と自動ピーリング機を通って皮を剥かれ、
4 もう一度皮の剥かれ具合が不十分のものなどを取り除かれ、
5 自動的に缶・瓶などに詰められ蓋して、
6 加熱殺菌と冷却
7 出荷のタイミングを待つ。 です。
今日はおしまい !
へ ? ですよね(^^)/”””
美味しい缶詰(瓶詰め)はどう作られるかのミソは『5』にあるんです。
長トマトが入れられた缶に、トマトジュースを充填する行程がポイント。
丸トマトを潰して水分を飛ばして(2・3・4倍)濃縮して主に大手ケチャップメーカーに原料として供給されるトマトペーストの一部を薄めてジュースにして充填します。
この濃度が高ければ美味しく、薄ければ水っぽいものができます。
残念ながら水っぽいものはどんだけ煮詰めても美味しく無いです。
蓋された缶詰どうやって見分ける ?
開けて見ましょう\(^o^)/ (イタタっ 誰々? ブログ画面カワイがった方々)
これはもう値段です。
缶についてる国認定の製造工場番号とその工場の製造ラインがわかる人は判別できますが一般消費者は無理です。
コストのかかった商品は製造元からの出し値が高ければ、市販価格も高くなりますよね。
バブル時代は他業種が輸入して売れないのである程度良い商品も叩き売り状態でブランド価値が下がった時期もありましたが、今あまりにも安いのは。。。
結局美味しいトマトソースを作るにはどうしたらいい ?
へへへ・・・そこがキモですよね。
もう今日の内容をご覧になって、「ピン!」ときた方もいらっしゃるんじゃ無いですか ???
意地悪の続きはまた次回(^^)/””” (イタタタタタッ カワイがり反対〜)
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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