昨日のナポリピッツァについて、いつも難題を質問されるsugiura-yoshihideさまから新たな質問が?!
今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
質問の内容は、
「1889年にイタリアの国旗の原型があった、ということですか? サヴォイ家と何か関係がある?」
恐ろしいですねえ。
ちゃんと勉強してるのか ?!
との恐ろしいイエロー(レッド?)カードを手にしながら。。。\(@o@)/
お答え致しましょう。
1789年〜1799年封建的な旧社会体制に一般市民が資本主義発展・憲法確立を成し遂げたフランス革命が起こった時期の終盤、フランス革命にオーストリアが干渉してきたことで、ナポレオン総裁がオーストリア包囲作戦でイタリア北部を通過する際、北部イタリアの安定を目的にレッジョエミリア・モデナ・フェラーラ・ボローニャがフランスの友好国(地域)となるべく集結統合し1796年12月23日にチスパダーナ共和国(=レプブリカ チズパダーナ:Repubblica Cispadana)となり、1797年1月7日政府が一番左の国旗に決定。
オーストリア配下にあったミラノ公国にナポレオンが侵攻し、トランスパダーナ共和国(レプブリカ トランスパダーナ:Repubblica Transpadana)を1797年5月21日に建国。
チスパダーナ共和国+トランスパダーナ共和国にトスカーナやヴェネトの各都市が統合されチスアルピーナ共和国(Reppblica Cisalpina)が1797年6月29日に。 大雑把に考えていただくと現在のエミリアロマーニャ州とロンバルデイア州を主にヴェネト州とトスカーナ州が集結して北イタリアに国ができたと考えていただければ良いかと。
その後1802〜1805年イタリア共和国(レプブリカイタリアーナ:Reppblica Italiana) 1805〜1814年イタリア王国(レーニョ ディタリア:Regno d’Italia)と北部イタリアが完全にナポレオン支配が強化される時代にもうあの色の組み合わせの国旗は存在していたことになるようです。
ということで、イタリア的に言えば「ず〜 っと昔からあったんですよ」(^^)
如何でしょうか ???
今回ご質問くださったsugiura-yoshihideさまのブログはこちらです。
ご存知ない方へ、地震情報を毎日教えてくださる素晴らしい方で、可愛らしいナマズが黄色いヘルメットを被ってるマークなんです。
過去にも「バルサミコ」「色」「難民問題」でご質問してくださった貴重(鬼長? 危超!)な方なんです。
ちっちゃな私心ですがお気をつけ下さい・・・実は中身は『ワニ』です。
ちょっと手を出そうものなら「あっ?!」と気付いて震えるつま先以外は丸ごとガブッ。。。
あっ?!
サヴォイ家との関係・・・あまりの恐ろしさで忘れてる。(イエローカードかなあ)
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
↓↓↓ もしよかったこちらも覗いてみて下さい ↓↓↓