「赤の種類とちょっと歴史」と代表的な「ロッソ ポルポラ」そして「ロッソ その他 1」 ではイタリアで言われる「赤=ロッソ」の種類豊富さをご紹介。今日はその続きをお伝えしていきたいと思います。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
まずは、
Rosso Veneziano : ロッソ ヴェネツィアーノ = ヴェネツィアの赤
ヴェネツィアで1753年から使われ始めた赤で、スカーレット(HEX#FF2400)より深みがあって温かみのあるこんな色↓です(HEX #C80815)
Rosso cardinale : ロッソ カルデイナーレ = 枢機卿の 赤
枢機卿の衣装の赤色(HEX#C41E3A)↓のようです。
。。。なんですが 最近は枢機卿の衣装の赤色は上のスカーレット(HEX#FF2400)↓が使われているようです。
Rosso Falun : ロッソ ファールン = ファールン(スウェーデン)の赤
スウエーデンの家の塗装ペンキに使われる赤なんですが、ファールン地方の銅に近い濃い色(HEX#801818 ↓)のようです。
Rosso di cadmio : ロッソ ディ カドミオ = カドミウム(Cd)の赤
絵画に使われる色で、「色彩の魔術師」と言われたマティスが好んで使ったと言われてるようです。(HEX #E30022)
Rosso Valentino : ロッソ ヴァレンティーノ = ヴァレンテイーノの赤
ファッション業界の大物スタイリスト「ヴァレンテイーノ」が特別な衣装にしか使わない赤。スペインでバカンス中に感じた鮮やかな赤だそうです。(HEX #ED463E)
Rosso corsa : ロッソ コルサ = F1などレース業界の赤 (車メーカー(アルファロメオ・フェラーリ・マセラッティそれぞれの赤)
1920年代のレースに参戦する自動車メーカーに対して、FIA(国際自動車連盟)が国ごとに、フランスは青・ドイツは白・イギリスは緑・イタリアは赤と指定、色はHEX #E4002B のようです。
アルファロメオが、濃い目のロッソ アルファ(HEX #AD2624)↓を、
マセラッティが、より一層濃いロッソ マセラッティ(HEX #480001)↓を
フェッラーリが、ロッソコルサより明るいロッソ フェラーリ(HEX #FF2800)↓を
使っているようです。
赤なのにいろんな色使いをしてるのにビックリしました。
どの「ロッソ」がお好みでしょうか ??? 全部 ?!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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