子供を巻き込む痛ましい事件が後を立ちませんね。
自分が被害者の親に。。。と思うと事件は永遠に解決しない。。。と。
イタリアでは?
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
イタリアでも子供を巻き込む痛ましい事件は残念ながら後を立ちません。
悲惨な事件は、将来的な事件への引き金になりかねないので控えます。
60年代の景気の良い時代からいろんなことがありましたが80年代中盤に起きたある事件でいろんなことが変わりました。
ここ数日のニュースで、14歳以下の登下校に必ず両親(家族)が付き添うことを法律で義務付けようとする動きが出てます。
小学校は特に、母親の時もあれば、通常通勤と共に父親が付き添うこともあれば祖父母やベビーシッターが付き添うことも。登校時は学校に入るので時間的にも短く大きな問題になりませんが、下校時は一大イベント。
登下校時の学校周辺は交通渋滞も。。。
まず親以外が迎えに行く折は事前に「誰が代わりに来るか」担任に連絡しなければなりません。
クラスごとに担任も一緒に出口まで来て、生徒一人一人誰が迎えに来ているか確認しながら帰します。クラスごと約5分ほどかかりますが、授業が終わった順番で出てくるので、早い時は5分遅い時は40分ぐらい待たされることもしばしば。
子供達は親や祖母やベビーシッターを見つけると走って来て、「チャオー」と笑顔で抱きつく微笑ましい瞬間。(その後は、秒速で友達と校舎前の広場で遊ぶためカバンと共に取り残され、付添人はさっさと帰ることもできず。。。)
妹夫婦が忙しいと突然緊急連絡で下校のピックアップ要請。姪が担任に今日は「叔父さんが来てる」と告げると厳しいスキャン視線に姪との距離感確認が瞬時に行われます。(なんでも明白に顔で示してくれるイタリア人は、初めての時こちらを疑がってる形相はアリアリ。2回目以降はニコニコですが。。。)
誰も迎えが来てないと子供達は教室で先生とともに親が来るのを待ちます。
同じことが日本の小学校の登下校に行われたら。。。
首を横に振っている方いらっしゃいませんか ???
大切なあなたのお子さんですよ!
。。。わからないでもないですが。(姪で十分大変でした。)
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。