難民問題について、
『イタリアとフランス間で大事件勃発』『将来来たる難民問題の予習』や
『「難民問題」より以前からある問題「外人」について「外人」が紹介 その1』『ミラノの現状と私見おせっかい』『ご質問への珍回答』『蒔いたタネ』を記してきました。
言いたいことを書く前にバックグラウンドで終わった〜と思ってしまうところでした。。。
イタリアの悪しき前例を参考に、今の政治家の方々やみなさんにも難民問題についてご検討とお願いしたいと思います。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
イタリアで難民問題の最初のタネを蒔いたのは80年代後半の旧社会党、約35年後の現在政府は自分たちだけでは処理できずヨーロッパ全体を苦悩させる大問題に発展。 もし当初違うスタートをしていれば。。。
イタリアはまだ後ろに経済援助や協力してくれる各国があるが、難民が来るだろう方面を正面とした場合日本の後ろは広大な海だけ。全てを受け止める準備はできてるのだろうか ？ （後ろでサポートしてくれる国は同盟国も他の国もどこにもないように見受けられますが。。。）
ミラノの現状、移民（＋難民）の比率が上がることによってイタリア人住民が引っ越し、地域が死んでいくことは前記した通り、そして起こるべき事件がローマで。
場所はローマテルミニ駅の北側サン・ロレンツォ地区のルカーニ通り22番地、16歳の女の子が薬を打たれ、26歳・43歳セネガル人＋ナイジェリア人他1名の密売人4人（〜8人とも＝捜査中）に、12時間以上輪姦され殺害された痛々しい事件(合掌）。同地区では今月だけで3回目の北アフリカ人による薬物使用による強姦事件が発生。
逮捕された犯人たちは「難民」として滞在許可を得たものの、仕事先がなく滞在許可証を更新できずに期間が切れたまま不法滞在を続け密売人としていた輩たち。
以前この地区はそれなりに地元の人たちも住んでた場所。しかしアラブ・アフリカ系『エクストラコムニターリ』の増加により徐々に衰退し、廃墟化した建物は密売人と麻薬患者の巣窟に。
この地区には欧州屈指の歴史を持ち21学部ある欧州最大規模のサピエンツア大学が隣接、学生たちによると日中密売人らしきモロッコ人やセネガル人によるタブレット・携帯・カバンの盗難及び未遂事件が多発。彼女も盗まれた携帯を取り返そうと近づいたのでは？ と言われています。
夜になれば落ちてるシリンダーの数が増え、ナイフを持った男が襲いかかってきたり、警察が襲われたり。。。と荒れ果てた場所に。
新聞や多くのイタリア人は難民に甘い政策をとった左党系政策の失敗に非難轟々中。
遭遇率の低い国内では想像できないと思いますが、長年海外に住んだ経験者でも、夜歩いててたまたま建物の角で背の高い黒人やアラブ人に出会った時、日本人同士がすれ違うような何も考えない心持ちでは残念ながらいられません。困った事にこちらの不安・懐疑心はすぐ相手にわかります。
貧困・戦争・より良い環境を求める人々に手を差し伸べたい方々の気持ち、わからないとは言いません。（イタリアの情報誌で100ドル寄付しても現地に10ドルしか届かないとの特集も組まれましたが。。。微力ながら自ら寄付します。）
しかし難民が増えれば自分たちの子孫が被害や恐ろしい目に遭う可能性が引き上がるでしょう。自分の子供が被害にあった時に「遺憾」「想定外」とかで言い訳できるでしょうか。
将来の政府の問題ではなく、「ええカッコし」を装った現在の政治家の責任です。 相手が貧しければ貧しいほど、また戦争の現場に居た人々にとってはなおのこと平和な地での犯罪など恐れる類ではないでしょう。
難民受け入れ「増」をうたいつつ「慢心だらけ」と批判するなら、
将来に問題を残さないような相手が緊張感やビビるような提案を出せば良いでしょう。
相手が慢心で居られるのは怠慢なあなた方のお陰では？
欧州の難民問題の現実から今後の日本のあり方を危惧し書いてきました。
世の中がいろんな意味で変わることを期待するモノより
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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