イタリアで知り合える「優秀な奇人変人」や大人社会の「赤子が小学生低学年の手をひねる」珍現をご紹介致しました。
今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
さてビーサンでの山歩き帰路は、ウルトラマンのピコピコを通り過ぎ。。。
カモッリの友人宅にたどり着いたのは21時過ぎ。。。
喉が渇いてワインをガブ飲みしたからか ?
肉体的にも精神的にも限界を超えていたからか ?
「おい行くぞ!」
で寝落ちしていたことを人生初めて知ることに。
動いた瞬間。。。全身筋肉痛で昨日の出来事を振り返ろうとする間もない内に「イタ公ども」の服装でフツフツと込み上げてくるものが。。。トラッキングシューズに長靴下?!
「今日はもうちょっと先に、キリスト像が海に沈んでる綺麗な港町があるんだ。そこまでSentiero(山道)を散歩して行こうぜ。昨日よりはほんのちょっと長いけどな。 昨日俺が履いてたスニーカー貸してやるよ。」
トラッキングシューズに長靴下 x 散歩 x ほんのちょっと x スニーカーを貸す
前日を体験した者にとって、どの言葉も危険信号。
全部合わせりゃ脳から出る信号は「止めとけ!」
ところが相手のニヤ顔を見た瞬間「おー行こうぜ!」(心の声:アホやん!)
前日の汗ビッショリになった曲がりくねる登り道から山道へ入り、海とは別の道へ進んだ先、
道の細さもさることながら、第2時大戦時に造られたの物見壕で小休憩することで当時の軍隊の厳しさを垣間見。(なかなかできない経験と。。。何とか残っているポジテイブ部分で自分に言い聞かせ)
そしてその先、
「このトンネルは真っ暗で天井が低いから頭を下げて、足元の土管の上を歩いて行くんだ」
とスカッシュでボコボコにした奴に続いて頭を下げ真っ暗なトンネルの半ばで
固柔らかいものに頭が当たった瞬間・・・ブボッ。。。(。。。とても同じものを食べたとは思えない一撃)
歩く道は鎖の命ズナ(?)ばかりあるこんな感じの所が次から次へ。。。
。。。何しに行こうと誘われたのか。
確か「海に行こう」だったような。
約5時間かけての苦行の先に待ち受けていたのはこんな可愛らしいところ。
もはや何が海に沈んでようが、信者でもないものにとって小石の価値も感じない。。。
頭の中を渦巻くのは、
日本では「行きはヨイヨイ帰りは恐い」
イタリアで、行きがヨロヨロヘロヘロの場合のあの帰り道は・・・
次の仕打ちに心と頭を整理し、
限界を超えてる肉体に鞭を入れようと。。。
「カモッリへは船に乗って帰ろうぜ。」
「???????????????」
1時間毎にカモッリから遊覧船がこの港町やもうちょっと南のまで。。。
その後、彼らを中心としたいろんなグループとバカンス前のハッピーアワーを共にし、笑い話の題材にしていただくご好意。。。
何と! 自分の前に男女問わず76人がこの洗礼を受け、
2日目の仕打ちに耐え9人だけが友達として残っているとのこと。
大方は2日目、目の前のビーチにいたらしい。。。
<<<教訓>>>
友達は厳選しましょう。
ただ
。。。思い込みの限界を試しに超えてみるのは自分。
そして、他の人にでもできるなら。。。
大した限界じゃなかったことに、後から気づくかも。。。
ちなみに 奴らには感謝してます。
いろんなことに気づくチャンスをくれました。
(どうやってリベンジしてやろうかと虎視眈々と狙う尊い精神を育んでくれましたし)
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。