結構回数が多くなって来たので、スターウォーズ風に「エピソード」をつけて見ました(^^)(泥棒の逆襲。。。でもよかったんですが)
さて、大きな泥棒事件「自転車泥棒」「車泥棒」「空き巣」から比較的小さな「長財布の危険性」「窃盗対策」「ジプシー」までイタリアで遭遇するこの種のありがたくない事情をご紹介してきました。なかなか日本では遭遇できない現状かと思います。
ただ。。。まだまだたくさんあるんです。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
どのケースも「プロ」や「アマチュア」の混在ですが、プロにかかってしまえば、イタリア人の一般市民でも簡単にやられてしまうので、遭遇したことのない日本人はこの上なく簡単な「上客さま」になってしまいます。
ミラノで数少ない日本人の知り合いの中で、ファッション系のプロカメラマンさん。まだ一人もんだった若かりし20数年前、仕事で機材を持ってローマへ出張。
出張先で機材からカバンまで全て盗まれる大事件。
警察に紛失届を出し2日後憔悴しきって夕方ミラノに戻ったら、
門番がビックリした顔で、
「引っ越したんじゃないのか?」と、
門番に預けてある合鍵で家の中に入ったらカラッポ?!
門番曰く、
「昨日朝、業者がやって来て『家主に頼まれて』とみんな運び出された。」と。。。
カメラマンさん曰く、
「通常一番最初に盗られるはずの、財布とパスポートだけが手元に残った。」
と酒のツマミに紹介してくれました。
トンデモナイ事件ですが、どうもローマ出張の仕事も仕込まれたんじゃないかと本人弁。
サッカー選手のインタビュアーをしてた頃、組んだイタリア人スポーツカメラマンに、この話をしたところ、「そこまでひどくはないが、カメラマンなら被害には数回遭う。」と。
自身が経験した過去のサッカー場で刃物を突きつけられ強奪された事件やサービスエリアでトイレ休憩中の僅かな時間で窓ガラスを割られ、トランクから全部取られたケースを面白おかしく話してくれて。
「だから今はピックアップトラックの荷台にステンレス製の二重蓋に頑丈な錠前付けて、カメラボックスを入れてる。」と頑丈な自前システムを満面の笑顔と共に自慢して見せてくれ。。。
その翌年ミラノの酒場で遭遇。
「車ごと盗まれた。。。もうあの仕事は辞めた。今は食材かジュエリーを撮ってる。仕事を回せ!」。。。と(^^;)
彼らが事件後教えてくれた泥棒対策は、
「目立つな!」
「目に留まったら相手はプロ。いつか必ずいとも簡単にやられる。」
と。
目立たないように気をつけましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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