「泥棒大国イタリア」の現状「自転車泥棒」や「車泥棒」や「空き巣」と「長財布の危険性」「窃盗対策」をご紹介、多くの皆さまにご興味頂き誠にありがとうございました。
「窃盗対策」では「海外旅行は怖くて行かない!」系のチョッピリ寂しいコメントが多かったのですが、心の準備と対策をして是非お越しになって下さい。
TVや本では得られない「感動」や新しい発見が待ってますよ。
今日は「ジプシー」編です。お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
「プロ」や「アマチュア」の窃盗に比べ「ジプシー」手口は一段と許せないケースで、子供が数名で攻め寄って来ます。
旅行者が狙われる場所は「駅周辺」「ショッピングエリア」「観光エリア」で。
大抵の場合、手に「ダンボール紙」を持ってるのが特徴です。昔から変わらずオーソドックスな手口ですが、何か書いてあるダンボール紙をお腹あたりに押し付けて来て、「なに?」とこちらの視線と意識を散らした瞬間に、男性ならポケットの中に手を突っ込まれ、中に入っているものは全て盗られます。ボディーバックもウエストバックも大好物です。女性ならポシェットごとか開けて中身を盗られます。
「プロアマ窃盗者」に比べ特徴があります。
7・8歳〜20代の女子で長いスカートを履いて、ちょっと薄汚れた感の雰囲気があります。この怪しい集団(3〜6人)が目配せして寄って来そうな時には、気がついているのが相手に分かるように睨み返し威嚇すると「バレた」と寄って来ないことが多いです。それでも寄って来そうな時には小走りでお店に逃げるか、バック類は少なくともお尻側ではなく目の届くお腹側に回し、触られた瞬間に大声で威嚇しましょう。 周りも気づいて介入してくれる可能性があるように。
親は何をしているか ?
母親は乳飲み子と一緒に周辺の地面に座って物乞いをしてるか。。。
地下鉄車内や列車内で「自分たちは仕事がない。子供のためにお恵みを。」と10代前半の子供と共に車両をまたいで物乞い。(時々、「働け!」とご老人が罵倒することも。。。)
男の子や親父と思われる人たちは、地下鉄や列車内であまり上手とは言えない鍵盤ハーモニカやアコーデイオンを弾いて小銭をもらおうと紙コップを手に請求して来ます。
攻撃的な行動は少ないので、知らん顔してれば通り過ぎ比較的安全。
大人しく地下鉄や列車に乗れないと思われた方へ
ロシアで、宮殿に行くためにサンクトベテルブルグからペテルゴフ(夏の宮殿)に行く列車内では、それこそ休む間も無く個人が、新聞・ボールペン・オモチャなどなど次々大きな声で紹介しながら売り歩く姿を見た時には、イタリアはまだ静かと。。。
クリスマス時期になると「ご慈悲を」と物乞い人数が増えます(^^;)
当初はビックリしましたが、余りに頻繁過ぎると無反応に。
そんな中スゴ技の物乞いには車両内全員の目を引くことも。。。
「自分はエイズ患者、仕事ができない。窃盗や泥棒に入れば周りに迷惑がかかる。お金を恵んで欲しい。」と。
ご年配の女性一人からご慈悲は得られたものの。。。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
↓↓↓ もしよかったこちらも覗いてみて下さい ↓↓↓