「夏はやっぱり白でしょ ! 」シリーズ
今夏はシャワシャワ発泡性のイタリアワイン(ランブルスコ・スパークリングワイン・プロセッコ・フランチャコルタ・フェッラーリ)から始まって白ワイン(フラスカーティ・フィアーノ・ヴェルナッチャディサンジミニャーノ)を前回まで。。。
お楽しみ頂けておりますでしょうか。
今日もいきましょう美味しい白ワイン〜
「バローロ・バルバレスコなど日本ではイタリアを代表する赤ワインとして有名なピエモンテ州。実は香りもいい美味しい白ワイン」あるんですよ〜
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
ピエモンテ州ロエロの地ブドウ品種(=Autoctono アウトクトノと一般的に呼んでます)のアルネーズ(Arneis)。
1478年Renesiumと呼ばれた品種がクネオ県カナーレ地区の伯爵の書類に登場する。Arneisと言う名前はロエロ村の伯爵でモンティチェッロ城主の在庫ワインとして1810年の書類に、ムスカテッロ(Muscatello)・マルヴァジーアビアンカ(Malvasia bianca)・ビアンコディコンテ(Bianco di conte)・ビアンコオルディナーリオ(Bianco ordinario)と共に記されている。当時はスイートワインとして醸造。
19世紀後半までビアンケッタ(Bianchetta)とかネビオーロビアンコ(Nebbiolo bianco)とか呼ばれ、クネオ県カナーレ地区の伝説的な大地主Crispino di Arneis さんの畑で見つかったことからこの名前になったとも言われ、1900年代前半にはスプマンテにも使われた品種。
収穫が遅くなるとフレッシュ感がなくなることや収穫量が他の品種より少ないため非常に難しい品種とされています。
1960年代後半、ワイン評価誌で有名なヴェロネッリ(Luigi Veronelli)氏によって高評価を受けブーム始まった。作付け面積900ヘクタールと非常に少なく生産量も6百万本弱で、まだ国内消費が全生量の50%でアメリカ以外ではまだ知られていない白ワイン。ブドウ栽培はリグーリア州やサルデーニャ島でも始まり、現在ではカリフォルニアやオレゴンにも。。。
アカシアの香りが非常にいいフレッシュな美味しい白ワインですよ〜
ぜひこの夏お試しになってください。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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