島国を維持している現在日本の交通違反の罰金回収は「誠に優秀」のようです。
青キップと同時に納付書で反則金の支払いをしなかった場合、青キップの告知日から約40日後に反則金相当学と800+消費税の送付費用を合わせた新たな納付書が郵送され・・・反則金未納通知書最終通知・・・出頭要請・・・逮捕・起訴。2019年には524人逮捕されたという報道を目にしました。
さてイタリアでは。。。
昨日のインターネットラジオから流れてきた情報によると。。。
2019年ミラノ市警は「国外ナンバープレート」の車に対し約20万件の違反を検挙。
その内約5万2千件は反則金未回収で、未回収反則金約6.5億円(約5百万ユーロ)にのぼるとのこと。回収済み反則金は約7.7億円(約6百万ユーロ)。
これが2020年になると約7万5千件以上が未回収となり、未回収金は約7.7億円(約6百万ユーロ)になった。と。
なぜそうなっちゃうのか・・・
知らないとちょっとめんどくさいんですミラノって。
以前は全く風が吹かず霧に覆われる冬季のミラノは排気ガス濃度が非常に高く(規定値の3倍とか)、日曜日などは走行可能な車のナンバープレート末尾の数字が偶数か奇数になったり。。。こちら↓でも冬の様子をご紹介。
そこで2012年から導入されたのが、市内中心部約8.2km平米(在住者約7.7万人)の「エリアC」への車両進入に課金。(もう少し大きなエリアBも存在)現在この「エリアC」中心部に平日10時から19時半は入る場合(時期によっては朝7時半からも規制有り)、居住者は約260円(2ユーロ)居住者以外は約645円(5ユーロ)を市に払わねばなりません。
まあ ドゥオーモ・スカラ座・最後の晩餐・スフォルチェスコ城・モンテ ナポレオーネ通りと主要な場所は全てこの「エリアC」内です。
そんな特殊な事情を知らない外国人はこんな↓看板やカメラがエリアに入る辺りの上の方にあっても・・・
ビジネスミーテイングで進入する場合は1回ですが、国際展示会の期間中に中心部に宿泊してれば4~5日の連泊期間中はほぼ毎日「違反」してるわけです。(まあエリア外に駐車すればいいんですが・・・)
そして国に帰ってしまえば、イタリアからの通知をシッカリ順守・・・なんてヨーロッパ人でもしてない証明です。
さて将来を見据えて我々の日本社会に落とし込んで考えてみませんか。
某隣国とトンネルで繋がることを推進しようとしてる政治家がいらっしゃいますよね。
このような「ヨーロッパ」の現実があることを知っているとは思えません。
ましてや約束事を反故にし、我が国の税金にタカルことが専門のかの国が支払うとも順守するとも・・・そのための準備なんて到底「想定外」ということでしょう。
このようなことを推進する政治家を国会に送る責任は誰にあるでしょうか。
我々国民がいろんな情報を取得し比較し考えなければいけないんではないでしょうか。
我々のためだけでなく子供や孫・・・子孫に対する責任は誰にあるでしょうか。
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