サラリーマンの飲み会が減少傾向にある昨今、この話題が該当するのは女子会?や学生さん?になるのでしょうか。。。
とはいえ、これからの季節は人肌寂しくって(?)飲む機会も増えるシーズンにはちょっとした話題。。。
今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
日本なら支払いの時には、
「割り勘」または 2人では「折半」と
「銘々勘定」は「個別清算」や「別会計」
なんて 前者と後者「支払い方」をハッキリと分かりやすくそのままズバリ伝えることが多いかと思います。
そこへ行くと、ちょっとひねくれ系&冗談好き+意地悪なイタリア人たちは。。。
前者は、
Facciamo alla romana(ファッチャーモ アッラ ロマーナ :ローマ様式にしよう)とか
Paghiamo alla romana(パギアーモ アッラ ロマーナ :ローマ様式に払おう)
と言いますし、
後者を、
Facciamo alla genovese(ファッチャーモ アッラ ジェノヴェーゼ :ジェノバ様式にしよう)とか
Paghiamo alla genovese(パギアーモ アッラ ジェノヴェーゼ :ジェノバ様式に払おう)と
「ローマ様式」と「ジェノバ様式」を対比させて使うことが多いです。
イギリス人は、前者をDutch treat(ダッチ トゥリート:オランダ様式に扱う)と言ってましたが、どうもアメリカ人とはDutchに対する考え方が違うようです。それぞれの国によって違う思惑が。。。
割り勘が「ローマ様式」と言われる由来として、
1800年代のromanata(ロマナータ)の習慣にあると言われ、当時「郊外にピクニックに行く」を指し、その時に持って言った食べ物を均等に分けることからきたと言う説。
ローマに聖地巡礼に来た信者や旅行者の大人数の団体から長テーブルごとにお金を徴収するのに手っ取り早く一括徴収し後で頭割りにしたと言う説。
ローマのトラステベレ地区の”Sora Pina”食堂では、「食後は支払うんだぞ!」と入店時に旅行者に覚えこませるために棍棒で叩いたため、Megli pagare la cena alla romana(メッリオ パガーレ ラ チェーナ アッラ ロマーナ : ローマ様式より食事は払った方がいい。)から来た説。
などいろいろ都市伝説的なことも含めて一般的に言われてます。
スペインでもPagar a la catalane(カタラン様式に支払う:カタラン=バルセロナ一体)とかポルトガルのリスボンでもfazer as contas a moda do porto(ポルト様式に支払う)などそれぞれの地方の特徴を模して言うことがあるようですよ。
そして後者の「ジェノバ様式」。。。
これは一般的にジェノバ人たちが Tirchi ( ティルキ:ドケチ・しみったれ )から来てます。(念のため、・・・いるようです。ではありません!)
さあ日本ならどこの 街?か 都道府県? がそれぞれの対象になるんでしょう ???
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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