イタリア人は親近感を重要視する種族。
「距離感を縮めファミリー感や安心感を増やすため、
バオロ・マルコ・アンナ・アンジェラなどなど名前で呼ぶ習慣じゃない?」
が一般的な認識かと思うのですが、個人的な見解は。。。
おつきあいのほどよろしくお願いいたします。
日本人同士が呼び合う時には、普通苗字だけで名前で呼ぶのは馴れ馴れしいとか不都合の原因や次回は無くなること多いですよね。
イタリアでは初対面でも、よほど公式な場でない限り「名前」だけで挨拶を交わします。
歩いて気がついたらちょっと離れてしまった時に、名前を呼ぶと本人以外数人が振り向くのもこれまた一興。
結構短い発音の名前なので家族の中や友人にも多い名前で呼びやすい(忘れにくい)と言う反面。「カブる」ことからジュゼッペの様に呼び名をちょっと変えることも。。。
それぞれの名前の由来はまた別の機会にするとして、
名前で最初から挨拶する原因は「苗字にある」と言うのが個人的見解。
各州で多い苗字の地図ですが、面白いですよね。
英語なら「ホワイト」ファミリーはイタリアでは「ビアンコ」で「色」に由来する苗字、イタリアを代表する著名人として『アイーダ』『リゴレット』などのオペラを製作したジュゼッぺ ヴェルディ(Giuseppe Verdi)さんは「緑」ファミリーです。
イタリア全国のファミリー名 トップ5 は
- Rossi 約4.5万ファミリー : ロッシ = 赤
- Russo 約3.1万ファミリー : ルッソ = ロシア
- Ferrari 約2.6万ファミリー : フェラーリ
- Esposito 約2.3万ファミリー : エスポージト = 。。。捨て子
- Bianchi 約1.8万ファミリー : ビアンコ = 白
アルアルでしょ〜 余りびっくりする様な苗字ではありませんよね。1つ以外。
本題はここから !
いろんな苗字がありますよ〜〜〜 \(^o^)/
Chicchirichì (キッキリキー) = コケコッコー
Abracciavendo (アブラッチャベント) = 風に抱きつく
Mocciafreddo (モッチャフレッド) = 冷たい鼻水
Boccadifuoco (ボッカディフオーコ) = 火を噴く口
Tondodimamma (トンドディマンマ) = お母さんの丸いところ
Ciucciovino (チュッチョヴィーノ) = ワインを飲むロバ
Quatroocchi (クアトロオッキ) = 四つ目
Caramita (カラミータ) = 磁石
Gratis (グラーティス) = 無料
Ruttino (ルッテイーノ) = ゲップ
Pidocchi (ピドッキ) = 蚤
Forfora (フォルフォラ) = 頭垢
なかなかの苗字でしょ〜
でもまだまだ・・・
からの〜
Chiappa (キアッパ) = お尻
Lecchino (レッキーノ) = ちょい舐め
Boccadoro (ボッカドーロ) = 黄金の口
Pene (ペーネ) = 男性の伸縮性のあるブツ
Bocchino (ボッキーノ) = お口でするアノ行為
まだまだイ〜〜〜ッパイッあるんですが。。。
世界は自分を中心に回ると疑わない「自負心の塊」の輩どもが「苗字」で自己紹介するのは。。。「自負心の壊」
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
↓↓↓ もしよかったこちらも覗いてみて下さい ↓↓↓