Grazie a tutti !!!

みんなのおかげで !!! 。。。食文化専門に30数年間イタリア在住したEnogastronomoが書いてます。お役に立てれば。

月曜日の朝 レンズ豆のような目がジャガイモ3Lサイズに ?!

ボンジョールノ 〜(^O^)/"""

 

皆さ〜ん

昨日(月曜日)の朝は、どんな感じでお目覚めだったでしょうか ?

 

自分の場合は、

日曜日中の暑気+サッカー観戦=いつも以上に月曜日を恨んで ボ〜〜〜ッ

 

「コーヒー片手にブログを。。。と」

薄く小さいレンズ豆のような目が3Lサイズのジャガイモに・・・

「えーーーっ?! むちゃぶり半端ないってーーー !!!」に

 

まずはご覧になってください。

www.moshimoshishimoshi.com

 下司健太郎さま 大々的にお取り上げていただき誠にありがとうございます。

 目覚めるにはコーヒーの数倍も強烈な劇薬でした。。。(心臓にも。。。)

おかげさまで、奇跡的に肩上のボロPCにスイッチが入りました。。。

 

レンズ豆について「なんか書いたっけ?」と(鈍い頭はできるだけ使わず)過去記事を確認したところレンズ豆ありました。

イタリア食の歴史 古代1(古代ギリシャからシチリアへ)

イタリア食の歴史<<<概略>>> 1

イタリア食の歴史<<<概略>>> 2

   

レンズ豆に関わる昔話は、

紀元前525年ナイル川火口の古代エジプト都市Pelusio(現在のSaid港の南東約30kmに位置。現在は砂に埋もれるも、ギリシャ神話の英雄アキレウスの生誕地とも)では食料として栽培し、定期的にギリシャとイタリア向けに輸出したと。

また、創世記(25,29-34)にも登場。

双子の長兄エサウは狩猟に出たものの獲物が取れず帰宅し、空腹に負け目がくらみ、農作業者の弟ヤコブが迫る「提案」と引き換えに長男の「全財産の権利」を放棄。(詳細は下記要確認)

この「提案」というのが、「彼が作ってた煮込み料理の『たった一杯』」。。。

その煮込み料理が「レンズ豆の煮込み」とイタリアでは言われてます。(そしてユダヤ教信者は「エサウの貴重なものを失う悔しさ」を忘れないためにお葬式時に食べるとも。) 

総領の甚六・弟の方がいかに鍛えられているか(賢いとも言う)。。。現代にも通じますよね。

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そしてサン・ピエトロ広場(バチカンのあの大きな楕円形の広場)の真ん中にあるオベリスク(石造部約26m)を第3代ローマ皇帝カリギュラが紀元40年にエジプトからレンズ豆袋で覆い隠して運ばせ。。。当時から大量に輸入したことが伺えますよね。

そして中世は価格と栄養バランスが良いことから貴族から一般庶民まで煮込みから粉末を練り物にして食べるように。

 

おフラ〜ンスの王ルイ14世は。。。。。。。。。。。。。「馬の餌」に。

 

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 現代のイタリアでは12月31日夜に開かれる年越しパーティーで、他のマメに比べ小さく、同じ量でも多くの豆をお皿に盛れる=レンズ豆をコインに見立て、多くのお金が翌年手に入ることを祈願し食べます。(このパーテイーで新年を迎えた瞬間は無礼講。会場中の美人とほっぺチュできます。カッコいいイタ男は元マンマのおばーちゃんから熱烈なチュ〜もいただけます。この瞬間だけは今のところ「me too」管轄外。)

   

たくさんの前置きからそろそろ本題。。。

レンズ豆って、下司健太郎さまのおっしゃるダイエットに向いてるんですね。

(知らなかった〜またひとつ勉強になりました。ありがとうございます。)

 

ところで。。。

「イタリアのマンマ」皆さんはどんな体型の女性を想像されますか ?

美魔女系? (=『魔』ですよ、その時点で何かダマされてます。。。)

自分の知ってるマンマはほぼ90%『洋ナシ系』で、こっちが30歳過ぎても「もっと大きくならなくっちゃ!」と3人で500g(1パッケージ分)のパスタを茹でてくれ。。。(国内のレストランは多分平均60gかと〜多いと感じれば80gじゃないでしょうか)

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イタリア女性がモデルのような体系なのはハタチ前後まで、

イタ男の間では「彼女のお母さんを見てから結婚相手を絞れ!」と。

 

イタリア人(+ジャポレターノ=「普通」と自認も多分ナポリ人のように思われそうな日本人)からするとナデシコは痩せ過ぎ ! 

ある程度の肉感がないと理科室のガイコツに皮。。。と。

じゃあ ? (恐れ多くも全知全能の神様に申し上げるなら) 

ちょっとふくよかな・余裕のある「コカコーラ1Lボトル系」いかがでしょうか。

もちろんポリネシア系も結構要望されております。(ご心配なく)

・・・どちらもイタリアでは「普通」の体型です。(いくら日本人が頑張っても。。。 アメリカ人のこのクラスとは比較になりません。)

 

マンマが作ってくれる料理のおかげで多くの男性は「幸せの浮き輪」を常備!

いざという時のモバイルバッテリーです。(脳には回りません!)

 

とは言ってもやっぱり振って頂いたからには、話だけでなく絵に描いた餅(?)は。。。昨年末パーティーで作った料理のレシピをご紹介します。

とても上の写真のようなレンズ豆とコッテリしてコテキーノ(脂たっぷり茹でソーセージ)をイタリア人のようにはいっぱい食べれないので、「ジャガイモ」も入れたフィンガーフードにアレンジ。(お金が貯まるように食べるとダイエットには・・・難しい選択)

他にもミネストローネ(=野菜スープ)やサラダや生パスタ生地などにもいいでしょうね。追々古代ローマ時代のレシピもアップしていこうと思います。

 

ところで「ダイエット」に向いてる料理だったら先日ご紹介の↓こちら↓

良いと思いますよ〜 お財布もスペシャルダイエットできますし(^^)

 

加圧トレーニング(!!!奈良で!!!)後、よく食べ・よく喋り・よく笑い・ちょっとお散歩して・たくさんエッ◯すればダイエットに。。。(ダメでしょうかね〜〜〜このジャポレターノ案)

 

今日は特に長々とお付き合いいただきありがとうございます。

 

 。。。むちゃぶり(+目覚めの加圧トレ)

              できれば応援翌々日以降でお願いしたいと思います(^O^)/"""

   

 

参考資料

創世記(口語訳)Wikisource