イタリアで月曜日の新聞は、週末行われたサッカーの試合結果をメインに(F1・バレー・バスケット・ハンドボールなどなど)後半3分の1の紙面を使って詳細に教えてくれるので通常よりも朝のコーヒー&新聞タイムが長くなるほど分厚く、各試合の出場選手や監督を10段階で評価しコメントがついてるので、玄人に取っても素人にとっても面白いんです。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
そんな評価・査定・寸評が好きなイタリア人たち。
先週土曜日は前夜スカラ座シーズンインし初公演された「アッティラ」についても色々と。。。(前記)
アッテイラ役のIldar Abrazakovは、9点。
オダベッラ役のSaioa Hernandezは、7.5点
エーツィオ役のGeorge Peteanは、8点
フォレスト役のFabio Sartoriは、8点
オーケストラの指揮者Riccardo Chaillyは8.5点
総監督Davide Livermoreは8点
一般的に5点以下が赤点で、6点代はギリ合格、7点代はちょっと言いたいことはあるけどよく頑張った、8点代は本当に素晴らしいと絶賛、9点代の評価を受けるのは、「一生にこんなことなんて・・・」「興奮するほど素晴らしい」とか「天才」扱いされ非常に珍しいことなんです。(10点満点は。。。お目にかかれませんね。サッカーW杯で優勝ゴールした時ぐらい?)
開演直前に到着したイタリア現マッタレッラ大統領に対し約15分間も拍手と歓声。。。現政権の難しい舵取りを後押しする彼の功績を応援するいかにもイタリア人たちらしい光景。
観客動員数1888人でチケット売り上げが約2.5百万ユーロ(約3.25億円)越えだったそうです。オペラでこれだけの金額があるのはやっぱりスゴイですよね。
会場入りする時のセレブや政治家の奥方たちのファッションももちろんもいつも話題になります(一時期は毛皮を纏ってることで動物保護団体から完熟トマトを投げつけられることもありましたが、最近は。。。)
会場で楽しめる方々もいらっしゃれば、いろんな意味で無理だった方は、スカラ座とドオーモ聖堂の間にあるガレリア(アーケード)でスワロフスキー(スポンサー)のおかげで「凍え」なければ、こんな感じ↓でチラ見することも。
ヴェルディ氏がこの作品を書いたのは30歳をちょっと超えたころ。。。
みなさん30歳超えた頃 何を書く予定 ? 書かれれました ???
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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