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みんなのおかげで !!! 。。。食文化専門に30数年間イタリア在住したEnogastronomoが書いてます。お役に立てれば。

【偏向報道に物申す】既得権者のマウンテイングにイジメ報道・サマータイム導入阻止する偏向報道

最近のニュースは、悪しき古い習慣を表面化させる風潮があって、過渡期と嬉しく感じ、中年より上ができなかった(やれなかった・放置してた)怠慢に自戒の念。被害に遭っている若者に申し訳ない気持ちでいっぱい。

 

今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

   

 

権力を握り「年甲斐も思慮も無く」振舞う輩をプライバシーもなく騒ぎ続け(吊るし上げ。。。イジメとも感じ。。。されてもしょうがないけど毎日。。。辟易)、「若気の至り」に対応素早く素晴らしいサポートをした「協会幹部の手本」のような対応した振る舞いへの賞賛を全くしないマス◯ミ。。。

褒めるより揚げ足を取る「イジメ風潮を率先」してていいんでしょうかね ?

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尊敬できる人をもっと取り上げ讃える方が「健全な社会」を作る手助けになると思うんですが、皆さんはいかが思われますか ?

 

そして、

コップに水が半分ぐらい入ってるのをあたかも「入ってない」と洗脳的&同調圧力報道も。。。

 

「欧州でサマータイム廃止へ(か?)」に関する各報道。

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 東京オリンピックでの導入が検討される「サマータイム制度」。 EU(欧州)では廃止を検討しているのに大丈夫か? 健康被害があるともあるが。

4.6百万人にネットアンケートに対して回答者80%以上サマータイムの廃止を希望している。 ・・・と。

 

他にも。

 

廃止賛成派 : フィンランド 7万人の署名と政府もEUに提案

        オランダ   2万人が署名し政府もEUに提案

        リトアニア  政府が廃止の方向へ

サマータイム反対派 : ドイツ74% フランス54% ラトビア76

 

などの報道も。

 

要するに

欧州でも反対が多いぞ。日本に導入する必要はないんじゃないか」への情報操作で誘導じゃないでしょうか。

 

さて本当でしょうか ???

 

   

 

検討するに当たって、こんな情報を参考にしていただきたい。

欧州28カ国の総人口は、約508百万人。

        ドイツ 81.2百万人・フランス66.42百万人

                            イギリス64.88百万人・イタリア60.8百万人

        スペイン46.45百万人・ポーランド38.01百万人

 そして廃止賛成派は

        フィンランド 5.47百万人 (署名数7万人)

        オランダ   16.9百万人 (署名数2万人)

                            リトアニア    2.92百万人

 そして反対派には

        ドイツ 81.2百万人  (の74%)

        フランス66.42百万人  (の54%)

        ラトビア 1.99百万人 (の76%)

 

ネットを使ったアンケートですが、ホームページから書類を確認してみましたが、アンケート用紙をダウンロードし記載し送るという内容も結構テマのかかった作業を伴ってます。7月5日〜8月16日で現在まだ集計段階(8月30日)も8月29日のドイツの1地方新聞(Westfalenpost : ドイツのドルトムント南部のハーゲンに本社がある新聞社)による情報(結果発表前の憶測情報か?)を元に語られてます。

 

もう違和感を持たれた方がいらっしゃるかもしれません。

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情報源は、欧州の中の推進派のいるドイツの1地方新聞の(憶測に近い?)記事。

 

そして、欧州は28カ国(イギリスを除けば27カ国)で、騒いでいるのは日照量の少ない北欧(特にフィンランド)諸国とドイツが主

アンケートは話題に興味のある人ならあのアンケート用紙を取り寄せるでしょうが、反対者がわざわざバカンスを犠牲にしてアンケート用紙に反論するでしょうか ? 

 

日照量の多いイタリア・スペイン・ギリシャなどサマータイムの恩恵得ている南欧系国家は反応さえしてません。イタリア主要新聞は記事として取り上げることも(8月30日現在)無く、論争を始めたら北中欧南欧では全く反対の意見になると思います。

 

イタリア語で検索してみると唯一Mony.it(ローマの経済情報をネット配信)では、

チェコ(Pavel Svoboda)とフランス(Karima Delli)の2議員に一部の中道右派と欧州緑の党フィンランド後押しであがった議題、南ヨーロッパでは話題にもならずまた有り得ない、サマータイムは続けられるべきだ。電気消費量も567百万キロワット=年間約20万世帯の軽減でCO2排出量32万トン削減にも役立っている。

2019年の欧州議会議員選挙(5月23〜29日)後に議題にされる方向だろう。」と言ってます。

 

ここまでは1個人がネットで得られる情報です。

新聞TVならもっと正確な情報を調査・入手し流しても良いかと。。。いかがでしょうか ?

 

そして報道に関する疑問点。 

主に声をあげたフィンランドと一部の北・中欧国の意見を「欧州全部」のように言っていいんでしょうか ?

欧州総人口508百万人に対しドイツ1地方新聞が書いた1%にも満たないアンケート回答者(4.6百万人)の80%が廃止賛成者を推進派のような(憶測)記事を、あたかも欧州では「廃止議論」「廃止多数」と報道していいんでしょうか ?

 

人が言ってるから。。。でしょう。と主体性のない伝え方。 

 

誘導報道と洗脳番組。。。

皆さんどう思われますか ???

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日本におけるサマータイム論議で「コンピューターのシステムで無理」とか言ってる方々には、欧州人ができることを日本人ができないと「公共電波を使って日本人が劣ってることを自慢してるのか?」と聞いてみたくなります。

 

サマータイムを経験したことがない現代日本人に試験年数もなく(例えば5カ年計画で2-3年やって他年度と比較しその後国民投票するなど)、唐突に「ヤルゾ!」っと言うのもどうかと。。。

いくらアクセル踏んで吹かしてもハンドブレーキフットブレーキ外さずではどんな車も前には進まないんじゃないでしょうか。

 

「2020年オリンピックのレガシー」とか言ってる方には是非出川哲郎さんに登場して頂いて一言もらいたいところです。。。いかが ???

 

今日は特に長々と。。。最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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参考資料

Living in EU

Commission lanches public consultation on daylight saving time

Mony.it