フランスのイタリア貶めるやり方は、「不法難民を国境をこえて捨てに来る悪行」やリビアを舞台に「フランスのドスグロさ」「ユネスコ無形文化遺産でも難癖」でご紹介しましたが、どうもマクロン大統領の「裸の王様」振りが。。。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
この11月11日「第一次世界大戦休戦記念日」100年記念式典がパリで開催され、いろんな様子が届いていることと思います。
さてイタリアではどのように取り上げられているか。。。
この式典にはトランプ大統領・プーチン大統領・ネタニヤフ首相などなど世界中の要人が集まりました。
先ずはトランプ大統領。。。
ツイッターをご覧になった方もいらっしゃると思います。
こちらの写真は今年4月24日ホワイトハウスで「カップル」のような様子。
そしてこちらが今回面談で現在の象徴的な様子を表すショット。
トランプ大統領ほどご自分の思っていることをストレートに表現される方は、今までのアメリカ大統領にはいない。と言われています。
マクロン大統領の苦戦振りは。。。
第二次大戦後、ソ連を含む共産圏に対抗する西側陣営がアメリカとイギリスを主体として29カ国で作った軍事同盟NATO(北大西洋条約機構)があるにも関わらず。2017年9月26日ソルボンヌでフランスを中心に「ヨーロッパ独自の防衛軍の必要性」を発表。
今年6月25日ルクセンブルグで欧州9カ国の防衛大臣（ベルギー・デンマーク・エストニア・フランス・ドイツ・オランダ・ポルトガル・イギリス・スペイン）とEU外相でフランス発案のIEI （Iniziative Européenne d’intervention）に合意しサイン。（その後フィンランドも加入）（まあここまでは良かったんです。）
この11月6日のフランスラジオ局(Europe 1)のインタビューで「アメリカの影響を受けない独立した防衛システムをロシア・中国・アメリカに対して考え構築していかなければならない。」と発言。
以前よりNATOが古いシステムで多大な経費負担と苦慮するトランプ大統領にしてみれば、縮小など経費削減になるし、ましてや取って代わる組織は評価の価値があったかもしれません。ただロシアと中国の恐怖と並列に自国が加えられたとなれば。。。
中国・シリア問題などアメリカとロシアは今回パリで2カ国面談を予定。（。。。多分この件も含め）
面白いことに、フランス政府から「今回は式典がメインでそれを上回るような2カ国間会議や米露大統領の「直接面談」を控えるように」と事前通達、式典席順も晩餐会でも隣席にならないよう手配。
ただ。。。（人に指示されるのを嫌いな方も居て。。。）
ロシアサイドからアメリカと「今月末ブエノスアイレスのG20に向け有意義な『会話』ができた」と漏らされ。。。
また9月17日シリアのラタキア沖でロシア空軍イリューシン20の撃墜が「イスラエル軍の無責任な行動の結果」と非難後、初めてプーチン大統領とネタニヤフ首相が面談した。。。 など重要面談の様子が漏れてくる有様。
「リビア情勢」でも本年12月10日の早期総選挙を後押ししたマクロン大統領ですが、国連からリビアミッション最高責任者として派遣されたガッサン サラメ（Ghassan Salamé ：レバノン出身でパリセントジェゼフ大学卒業・パリ国際大学（PSIA）学長とフランス寄りの筈）氏から、「現状のまま安定を優先し、総選挙は早くても2019年12月」と正式発表。
イギリスがEUから抜けメルケル首相の力が弱まりつつある現在、EU内で「核保有五大国」唯一の国として勢い良くイニシアテイブを取りたい欲望と、気付かない内に嫌われる下手な外交手腕と合間って、どんどんつまはじき者扱いされ「裸の王様化」しつつあるように映りますが、いかがでしょうか ？
世界中みんなが自国の利益を確保していこうとする中で上手にやっていくのは中々難しそうですね。・・・日常生活もおんなじですかね。(^^;)
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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