この時期旬な食材「菜花」
ビタミンCやミネラルが豊富で春を感じる緑黄色野菜、いろんな料理方法をご存じでしょう。
日本だと芽とちょっとの葉先を束ねて短くカットされ持ち運びが楽ですよね。
イタリアはプーリア州・カンパーニャ州や近隣州を産地に、全土の市場でお目にかかれる野菜「チーマ ディ ラーパ」(カブの芽)が一般的な菜花。市場では長い茎と薄いペラッとした葉が着いたままで、15cm〜25・30cmの長さで並べてあり、買い物袋が別に必要なほど、かさ張る野菜です。
短めだと若くて苦味も抑えられてますが、長く成長したものは苦味もしっかりあります。
ミラノではチーマ ディ ラーパで通りますが、困ったことに地方によって呼び名がいろいろ。ナポリではFriarielli(フリアリエッリ)、ローマではBroccoletti(ブロッコレッティ)、トスカーナではRapini(ラピーニ)、シチリアではMazzareddra(マッツァレッドラ)など(プーリア州ではチーマ ディ ラーパです)と各地の方言でそれぞれ呼び方が違います。
料理方法は、そのまま軽く茹でて濃い香りと味わいのオリーブオイルだけで食べたりそら豆と合わせたりしますし、プーリア伝統パスタ料理のOrecchiette alle cime di rapeも有名です。ナポリではLa piazza con i friarelli e sasizzaとしてソーセージと共にピッツァのトッピングでしたり、タルトにしたり色んな料理で楽しめます。
この食材を使う料理を次のページからご紹介いたします。
– 2 − へどうぞ
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。
↓↓↓ もしよかったこちらも覗いてみて下さい ↓↓↓