GW 皆さま いかがお過ごしでしょうか ?
日中の日差し強いですねえ。
BQQの霜降り肉のよう。。。でも滴らない幸せの浮き輪。。。
涼しくなる夕方、外で一杯は最高ですねえ。
さて今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
イタリアもこの時期4月25日解放記念日5月1日メーデーと祝日が続きます。いっつもお祭りのようなローマ以南のイタリア、中北部でも厳しい寒さから解放され自然が芽吹いてくるこの時期お祭り気分はギアアップ。
特にCalendimaggioを皮切りに。。。
カレンディマッジョ=Cantar Maggio (5月を謳う)=春の訪れを祝う!
ピエモンテ州・リグーリア州・ロンバルデイア州・エミリアロマーニャ州・トスカーナ州・ウンブリア州・マルケ州・モリーゼ州と中北部の各州で伝統行事が残っています。
古代エトルリア時代にも春の訪れを祝うお祭り、他にも10世紀ごろケルト人たちが街を清めるお祭りとして5月1日前後に始めた「火祭り」Bealtane(ベルテイン)もその一つ。
歌いながら小川の近辺に咲いている花を摘んで、愉快にご近所を訪問しながら卵・ワイン・食料・お菓子を交換し合う。田舎の牧歌的な風習。
そんな中でも、あのサンフランチェスコ聖堂でも有名なアッシジのカレンディマッジョは今年は5月2〜5日開催。
アッシジが繁栄していた1300年代、街を上下に分けて争った2大ファミリーFiumi(街の下部を支配)とNepis(街の上部)もこの日だけは武器を捨て、お祭り王のもと歌って踊って春の訪れを一緒に祝ったとされ、1954年に復活。当時の農夫から貴族の衣装を纏った人々のパレードやPalio(パーリオ:旗を投げ合う競技)が行われ、当時の様子を一緒に楽しむことが。(それぞれのファミリーの家紋はお祭りのマークの左側にあるお城と川がFiumiファミリーで右側がNepis)
ペルージャ外国人大学留学時(1985年)にこのお祭りを見に、優雅で(ちょっと衣装暑そうでしたが)当時の面影を楽しむことができました。
なんとこの2大ファミリーは現存し、古い街の修復活動に寄付や貢献しているとのこと。
両街も丘の上にあるのでペルージャからアッシジを遠目に(丘の真ん中の白い所)見ることができるんです。(直線距離約20km)
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございます。
明日から5月。
どんな1ヶ月が待ち受けていますかね。
笑顔で楽しく頑張りましょー !!!
参考資料