自分たちの行動は改めず「印象を良く持っていないのを改善しろ」と風変わりなリクエストをなさる外相のいらっしゃる国。
印象を悪く感じるにはそれなりの理由があり、何もそう感じてるのは日本だけじゃありません。 『世界中』です !!!
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
「海のシルクロード」なんて、マスコミが喜びそうな綺麗な名前で喧伝してますが、とんでもない。
経済的に苦しむ国々に手を差し伸べるような振りをし、自国植民地のような拠点作りを人までどんどん送り込み、現地経済に実りがないような蝕み方。
気づいた国々、一層苦しみいいなりになってる国。。。ぺんぺん草だって生えない「溺死のヘルロード」。
ヨーロッパでは、一番経済的に苦しむギリシャにさらなる莫大な被害が。。。
「20世紀最大の海運王」オナシスが居たのは1970年台中盤までその影も形もなくなりつつある今のギリシャ。。。 アテネ南西12kmにあるピレウス港の港湾管理事業会社の株式51%を2016年4月Cosco(China Ocean Shipping Company : コスコ)が約2億8千万ユーロ(約364億円)で購入。
「メイド イン チャイナ」の模造品・EU認証マークを偽造した商品・劣悪品などなどが欧州に蔓延する迷惑なハブ拠点となり、外貨収穫に貢献してしまう事態にも。
港に着いたコンテナは税関で輸入税(Tシャツ12%)や消費税(約20%)を支払い通関手続き完了後に輸入できるのが通常も、この手順を踏まず全く支払わずにコンテナをトラックに載せ欧州各地に自国業者が配送。
OLAF(European Anti-Fraud Office : 欧州不正対策局) の調査結果により、欧州はギリシャに対し関税・消費税の不徴収で2億ユーロ(約260億円)の罰金を課すことに。。。(経済難の挙句に、監督不行き届きで一層虐げられるギリシャちょっとかわいそうな気も。。。)
OLAFの年次報告で、2015年から現在まで「悪行甚だしい中国システム」(通関書類の偽造・運送会社の記載不備や運送者の偽装などなど)でギリシャ(欧州)に支払われなかった関税額は25億ユーロ(約3250億円)と指摘。
実は同じような手口で2017年に輸入税逃れ幇助したとしてイギリスに対してOLAFは27億ユーロ(約3510億円)の罰金を科しており、中国の悪行ぶりがやっと公然と万人の話題になり、中国から欧州への商品に対する監視の目が一段と厳しくなりつつある様子。
ただギリシャが蝕まれる問題点は他にもあり、欧州最安値の25万ユーロ(約3250万円)で不動産投資すれば、滞在許可を認められその後市民権も与えられる優遇措置が。。。ギリシャに住めれば欧州を自由に行き来できるわけですからそれは。。。(元々ロシア人を対象にしていた優遇措置が・・・)
昔のようにシルクロードで情報も往来するのではなく今やネット時代。
迷惑を被ってる世界各国が遅ればせながら対応する理由はご自国の悪行ぶりが簡単に広がる時代なんですよ外相さん。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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