赤について「ちょっと歴史紐解き編」と「ロッソ ポルポラ」を別記しておりますが、今日は青色についてイタリアでどのように扱われているかご紹介いたします。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
イタリア語で青と言えば、Azzurro (アズッロ)。
サッカーやバレーボールやラグビーやオリンピックなどのスポーツ部門で、珍しくみんながこの色の元で一致団結できる不思議な色。
赤と違って(ありがたいことに)青にはそれほど種類が豊富ではないようです。
Azzurro アズッロ
Celeste チェレステ
Blu (Turchino) ブルー(トウルキーノ)
ぐらいかな。
アズッロの語源は、ペルシャ語のläžwärdと言われラピス・ラズリ=瑠璃の色で宝石としてもウルトラマリン(顔料)としても珍重されてたそうです。
イタリア人にとっては、「海」と「夏の空」だそうです。
アズッロは HEX #007FFF で↓こちらの色
アズッロ サヴォイアは、1360年十字軍に出発する時に使ったサヴォイア家のシンボルカラーで、その由来は聖母マリアのマントの色とされており、1932年の第10回オリンピックまではこちらの色がユニフォームの色だったそうです。
現在でも正式な式典には首相・防衛大臣・防衛次官はもとより政府関係者はこの色のネクタイを身に着け参列する習慣があり、軍隊でも身に着けるタスキはこちらの色です。
こちらはアズッロの濃い感じで、HEX #4B61D1 こんな色↓です。(。。。タスキの色と違うような)
面白いのは車のレースのイタリアンカラーは昔からずーっと「ロッソ コルサ」なんだそうです。
なかなか統一性のないのがイタリアの良さでしょうか。
他の2色はまた次回(^O^)/”””
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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