前回は「似たような言葉の言い間違い」でしたが、いかがだったでしょうか。
間違える方が後々役に立たせるカードが増えるということで、
失敗を恐れず生きましょう!(自分標語の押し売り)
引き続き今日もお付き合いよろしくお願いいたします。
イタリア語の表記に慣れると帰ってきてからの社会復帰に苦労します。
社会復帰にもっと困り苦労するのは、秒を争う生活習慣・正確さ・「ちゃんとした」日本人に見られるような立ち居振る舞と装おうとする緊迫感。。。
・・・最後が一番大変。
中でも凝視してしまう癖。。。(?)
「おっ」と思わせる女性が通りかかった場合、
日本なら見て見ぬ振りをしながら、チョイチョイ(しっかり)観察する。
ではないでしょうか。(嫌がられますよね。・・・綺麗なバラを見ても鑑賞するなと言われているような気もするんですが。。。)
ところがイタリア人の場合、
人を避け首を伸ばし頭を傾けながら、遠くからでも乗り出してニコニコしながら大きな目で、スキャンを始めます。ただ肩上のPCは高性能でない為1回だけでは収まりません。10回でも20回でも30回でも。。。後ろ姿も。。。
横を通り過ぎようものなら「Che bella !」(なんて綺麗なんだ!)とか「Carina !」(可愛い!)とか「Ciao!」などなど 壊れかけのスピーカーから結構な音量で漏れてきます。(鑑賞に詠歎は付き物です!)
壊れかけPCが2個並んでいると人にぶつかったり、段差に蹴つまずいたり、電信柱にぶつかる副産物も楽しめます。 ぶつかられた方も同じようなスキャン活動をしてるケースが多く、目配せニヤニヤも笑えます。。。
もちろん新機種(ちびっ子)から年季の入ったPCまで行動に違いはありません。(新機種の行動はこれもまた見ものです。例えば付いてってハグしそうになったりとか。)
このウイルスに感染した他国のPCは何処に行っても(帰っても)元に戻ることがないのが問題。。。(ワクチン嫌いですし、ましてや針には苦い経験が。)
面白いことに、
80年台半ば北イタリア湖畔で景色の美しい田舎町(冬の人口3000人)Stresa(ストレーザ)に見たことのない東洋人が歩いていると。音は漏れませんがスピーカーは開いたまま、ほぼ全員から本体が無くなるか穴が開くようなスキャンをして頂けました。
朝コーヒーを一杯飲みに行くBarでちょっと知り合いになると、
「どっから来た?」と年季の入ったPCをお持ちの方々が集まって、
「日本」と答えると、
「ユーゴスラビアの向こう側にある国だ」と勝手に盛り上がる始末。
何が失敗話?。。。???
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
。。。失敗話へ復帰。
ちょっとウイルススキャンを「鋭意検討」します。