日本で外国語を勉強する時には、どのような方法があるでしょうか。
典型的なのはTVやラジオや語学学校でその道の経験者や日本人の先生や外人の先生が「日本語」を使って「ゆっくり・繰り返し」説明して下さいますよね。
表題と全く違う出だしですが、
本日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
ペルージャ外国人大学のイタリア語初級クラスに入った時は衝撃的でした。
外国人それぞれの言語で説明するのはまあ不可能と想像し、英語かな?と。。。
違ったんです。(文法も)イタリア語をイタリア語で説明されました。
(チンプンカンプン x チンプンカンプン = サッパリ)
語学大学の先生方が、もの凄くハッキリとゆっくり話され説明くださったことは、半年後のホテル学校に入った時やっと分かりました。各教科の先生の喋るスピードに比べたら、徒歩とF1フェラーリ最速時ぐらい。。。
検定?級を取れば「言葉が喋れる」になるでしょうか?(文法を教えるには必要と思いますが)それぞれ違うと思いますが「言葉が分かる」と言うレベルはどれぐらいでしょうか。
相手の言ってることが分かる。
夢もイタリア語になる。
遅くとも、自分の意思を伝えられる。
考えずに喋れる。
イントネーションがイタリア人のようになる。
日本語を喋るようなスピードで使える。
瞬時に笑ってツッコミができる。
いろんな話題をある程度の内容で説明できる。
喧嘩できる。
愛情表現ができる。
旅行・プライベート・仕事それぞれ必要とするレベルで違うかもしれませんね。
2の段階になった時は、一人でニヤつきました。「イタリア語に追っかけられて逃げる。」今でも覚えてます。。。ホテル学校初年度の文学の試験の前日。
イタリア人とある程度一緒に暮らすと3つ目ぐらいからスピードが上がると思います。また「喧嘩できる」や「愛情表現ができる」になると、いかに感情表現が豊富かも知ることになります。
昨日イタリア人とTV会議した折、
「お前はハイハイって返事するけど、Non hai capito un TUBO !」
と出てしまい。。。(美味しいネタだ!)
日本語で普通に考えると、
「何にもわかっちゃいない!」
なんですが。。。日本語では他に使う言葉あるでしょうか ?
上の日本語を教科書通りの直訳イタリア語にすれば、
Non hai capito NIENTE !
NIENTEが「何にも」に当たるのですが、通常行われる会話ではいろんな「1個の物」に変わってきます。(un ◯◯◯ と言う感じ)
TUBO : チューブ(のように外見があっても中身カラッポ:まだ良識あり)
CAVOLO : キャベツ(のように中身がしっかり詰まってない:まだ良識内)
そして、一番多く使われ他の場面でも1日のうちに数回は耳にする万能で下品な単語
CAZZO : 通常男性の付属品で、ないと困る第2(第1?)の頭を含む部位です。。。
発音が男性名の「かずお」さんにソックリ。。。(別記しますが、イタリアで名乗らないことをお勧めします。それはそれは大喜びされ大爆笑され、本人は傷つくと思います。)
・・・ 中身ないんでしょうかねえ。 やっぱり。。。アレ。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
— 続く —