クリスマスがどんどん近づいてきましたね。
前回「何を食べる?」に触れるはずが、前フリが長くって終わっちゃいましたね(^^;)
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
「クリスマスご馳走会」は地域によって食べる日が違うんですよ。
中部・南部イタリアではクリスマスイブがメインで、北イタリアは25日のランチなんです。
クリスマスイブの場合は魚中心で脂っ気の少ない料理。25日のランチは肉料理ドッサリ。共通するのはドライフルーツとパネトーネ類。
プレゼントはイブご馳走会地域は食後にみんなの前で交換して開けますし、北のサンタクロースを信じている山地域の子供たちは25日の朝目覚めたら歓声をあげて。。。
料理は本当にそれぞれの地区の伝統料理が多いですね。
フランスに接している山岳地域のアオスタ州は、牛肉の赤ワイン煮やヤギや羊料理。
ピエモンテ州は伝統料理の牛・豚・鶏などなどのいろんな部位の茹で肉を数種類のソースで頂いたり。。。(茹で汁で美味しいスープ料理も寒い地域では体に沁みますよね。)
ミラノを州都とするロンバルディーア州は、鰻料理(蒲焼の勝ちです!)
リグーリアのカッポン・マーグロ↑はイブに食べるんですが、びっくりしますよ。
トッピングだけでも驚きですが、野菜の下になんと乾パンが隠れてるんです。水分を吸ってればいいんですが。。。
ヴェネト州は鱈の煮込みとポレンタ。
オーストリアに接してるトレンテイーノ州は鹿やヤギのオーブン焼き。
フリウリ州はトリッパ。。。
そして一般的には去勢された雄鶏も。。。こんな感じにお腹いっぱいにされて
去勢した雄鶏を食べるのは古代ローマ時代から「柔らかくて美味しい」と普通の鶏は家畜と認められない時期も飼うことを許され食べちゃってたぐらいのご馳走だったそうです。
しかし去勢された挙句に。。。お腹いっぱい詰められて。。。オスの人生は残酷物語。
中部南部イタリア編はまた次回〜 (^O^)/”””
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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