ハイテクノロジー国家日本とローテクノロジー(アナログ)国家イタリアはすべからく、技術力を持った造る「人」と使いこなせる顧客の「人」の能力バランスによると。。。
今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
マニュアル車の普及率とそれに頭突きで抵抗する日本人話は以前いたしましたが、他にもいろんな。。。
先ずは寄り道をしないように表題「ナビ」から。。。
もはや誰も存在に違和感を感じない(逆にないと。。。)便利道具(方向音痴には特に!)。便利ですよね〜 高性能だと立体画像だったり。。。 渋滞だって分かっちゃうし。。。(時々裏道はこっちの方が知ってると、「戻れ」の指示は。。。 イチャモンつけられないだけマシか。。。)
「これが普通!」と感じる皆さん!
世界的には間違ってますよ〜 これは「特別異常」です。
アナログ濃く(国)イタリアでは、
一般庶民が乗る車の「ナビ」は、オプションです。
そして泥棒繁殖率の高い地ゆえ、車の中のものは昔から残さず持ち歩く習慣。
アナログじんに目新しく高額リセール可能そうな物はリスクも高く「着脱可能」です。
もちろん言及しなければならないことは、車購入に車庫証明が必要ないため一般庶民=路駐車=普通の車です。
お金持ち(+見栄張る君+成金君)=ガレージ駐車=ドイツ系高級車の場合は持ち歩かなくても済むようにナビ自体スッポリダッシュボードに隠れます。
フェラーリは「純粋に運転を楽しむ」人(+見せびらかしたい人)向けのため、多分「道に迷う=長く運転を楽しめるでしょ?」だったのか、付けるというコンセプトさえなかったのではないでしょうか。
ただ顧客の中には別注で付けて、エアコンの吹き出し口をふさぐ邪魔物と罵倒対象に。。。(最近は純正化)
とは言え、泥棒に取って相手の車がどうなろうと、金目の物に興味があり窓ガラスを割られてこのようなことになることも。。。(メデイア・新聞も日常茶飯事+件数の多さで取り上げることさえしません。)
イタリアがいい国と思った方。。。
泥棒に対する「サバイバル」精神を養っておかないと長生きできませんよ。
イラッ! プツッ!だってあり得る話です。(Pazienza = パツィエンツァ=しょうがないね〜精神は必須)
寄り道せずに最後までたどり着けました。(万歳!)
もうちょっとで「ナビ」の前任者へ寄り道しそうになったんですが。。。次回。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。